スイス戦、エキストラエンドの末、見事勝利!

 ソチオリンピックのカーリング予選も終盤となりました。日本の7戦目の相手は、ベテラン・オットーさんが率いるスイスです。日本はメンバーをまた入れ替えて、セカンドに吉田選手を起用して臨みました。
 日本はカナダ戦に続き、前半主導権を握って進めました。第5エンドでは、オットーさんのミスも誘い、2点スチール。前半を5-2とリードして後半に入りました。
 その後6エンドに3点を取られたものの、互角の戦いで終盤に突入。第9エンドをスイスの1点に抑え、1点リードしての第10エンドを迎えました。吉田選手、船山選手のショットが決まり、小笠原選手のラストロックがNo.1にドローさえ決まれば・・・。しかしこれを惜しくもオーバーして、今回初めてエキストラエンドに入りました。
 しかし、ここでも吉田選手のテイクがきれいに決まり、優位に進めます。オットーさんの2投目の後、すでにNo.1はおそらく日本でしたが(一応微妙ということで)、小笠原選手のラストロックへ。今度はこれをきっちりとセンターに決め、2点をもぎ取り、強豪スイス相手に勝利しました。

チーム名 10 E1 合計
日本 0
0
2
1
2
0
2
0
0
0
2
9
スイス * 1
1
0
0
0
3
0
0
1
1
0
7

●ラインナップ表はこちらLink

 日本はこれで、3勝4敗の6位となりました。明日は予選最終日。1試合目が3位の中国戦、2試合目が2位のスウェーデンとどちらも相手は強豪ですが、なんとか2勝して準決勝進出に望みを繋ぎたいですね。

●順位表はこちらLink

ソチオリンピック  

— by かいちょ 2014年2月16日 23時42分  

カナダに惜敗・・・

 日本の6戦目はカーリングが国技の強豪、カナダ。日本は、リードが苫米地選手、セカンドが小野寺選手と、本戦前のレギュラーメンバーで臨みました。
 前半、日本は互角の戦いで進みました。特に第5エンドは、カナダを苦しめた結果、1点スチール。なんとリードして折り返します。
 第6エンドがブランク、第7エンドで2点とられたものの、第8エンド1点ビハインドの後攻と言うのは良い流れです。ところがここで、作戦の選択でミスが出ました。サード船山選手の1投目で、狙いとは逆の側にストーンを当ててしまい、結果、自らのNo.1ストーンをさらしてしまいました。明らかにここで流れが変わり、このエンドをスチールされてしまうと、後は余裕で逃げ切られてしまいました。
 第8エンド、小笠原選手はリスクの大きいあそこになんでこだわったのかなぁ。うーん、良い戦いをしていただけに、とても残念な一戦。

チーム名 10 合計
カナダ * 2
0
2
0
0
0
2
1
0
1
8
日本 0
2
0
2
1
0
0
0
1
0
6

●ラインナップ表はこちらLink

ソチオリンピック  

— by かいちょ 2014年2月15日 23時00分  

【イギリス戦】フロントのショット率

 イギリス戦の結果で目立ったのがフロント、いわゆるリードとセカンドのショット率(アキュラシー:ショットの正確性)だと思います。公式記録によると、リードの吉田選手が55%、セカンドの小野寺選手が54%でした。これは、エンドの4投のうち2投分近くも、意味がないストーンになったり、相手を助けたりしている換算になります。

 一方、イギリスのリードのセカンドのショット率がそれぞれ80%と79%ですから、両チーム合計8投目までで、およそ1投分近くも差がつくことになります。

 これはつまり、日本が後攻の場合には、2投分相手が先に進んでいることになります。これはサード以降の組み立てがとても難しくなってしまいます。スキップの小笠原選手の投球は、それなりに頑張っていたと思いますが、難しい投球ばかりが残ってしまってずるずるとペースを乱していってしまったように思われました。

 リードがガードに置くときには絶対にハウスには入れない、セカンドが相手のガードを除く場合はきっちりと自分のストーンも残さない、やっぱりこういうことが大事なんだと、とーっても認識した試合になりました。逆にこの辺りを修正していけば、強豪相手にも互角に戦えるのではないかと思います。今後の対戦相手は格上ばかりですが、がんばってほしいものですね。

ソチオリンピック  

— by かいちょ 2014年2月14日 22時32分  

 

イギリス戦は大敗

 折り返しとなる第5戦は、イギリスとの対戦でした。メンバーは前試合と同じで、リードが吉田選手、セカンドが小野寺選手。
 試合ですが、第2エンドこそ後攻で2点を取ったものの、全体を通じて良いところが出ませんでした。そして4点ビハインドで迎えた第7エンドも試合を組み立てられずに結果5点スチール。この時点でギブアップとなり、大敗を喫しました。うーん、メンバーはこのままなのでしょうか。残りはいずれも強豪ばかり。がんばってほしいものです。

チーム名 10 合計
イギリス * 2
0
2
1
0
2
5
X
X
X
12
日本 0
2
0
0
1
0
0
X
X
X
3

●ラインナップ表はこちらLink

ソチオリンピック  

— by かいちょ 2014年2月14日 22時22分  

 

アメリカに惜敗

 日本の4戦目は、いまだ勝利をあげられていないアメリカが相手。インフルエンザで休んでいた小野寺選手が復帰し、リード吉田選手、セカンド小野寺選手で臨みました。
 序盤は良いペースで進められたものの、4エンド目にスチールをされて形勢逆転。その後も追いかける展開のまま、惜敗してしまいました。残念。
 ただ小野寺選手の復帰は明るい材料ですね。今後の巻き返しに期待することにしましょう。

チーム名 10 合計
日本 0
2
0
0
1
0
1
0
2
0
6
アメリカ * 1
0
1
2
0
1
0
2
0
1
8


●ラインナップ表はこちらLink

ソチオリンピック  

— by かいちょ 2014年2月14日 03時01分  

T: Y: ALL: Online:
Created in 0.0310 sec.