第1エンド、日本は後攻。イタリアチームは早めにハウス内に石を溜める展開に持ち込み、日本はガードを開ける展開を強いられた上、全員緊張からかテイクが今一歩決まらず、なかなか状況が打開できません。最後に自分の石を押し込んで1点を狙ったものの決まらず、いきなり3点をスティールされてしまいます。 JPN 0 - 3 ITA
第2エンド、日本は後攻。第1エンドと同じようにイタリアがハウス内にNo.1を確保してガードを固め、日本はそのガードを外しにいくもののもう一歩という展開になります。ラストロックを前にイタリアはNo.1 を確保し、ガードも両チームの石が入り乱れておりイタリアのスティールが濃厚な局面。ここで日本チームは非常に難しいレイズを選択、中島スキップはこれを見事に成功させNo.1を奪取。得点は1点ながら、なんとか流れを引き戻しました。 JPN 1 - 3 ITA
第3エンド、日本は先攻。双方ともややミスが目立つ中、日本は中島スキップが2投とも狙い通りのショットをしたのに対し、イタリアのスキップはドローが決まらず、結局日本が3点スティールして一気に逆転してしまいます。JPN 4 - 3 ITA
第4エンド、日本は先攻。このエンドは、日本が早めに石を溜めて、イタリアがテイクするという流れになりました。途中やや形勢不利になりましたが、ここでも中島スキップがヒットロールを決め、相手スキップがテイクを外すという形となり2点をスティールします。ややイタリアの焦りが伺えたエンドでした。 JPN 6 - 3 ITA
第5エンド、日本は先攻。ハーフタイムをはさんで、リズムを保てるかが勝負です。このエンドは、一旦ハウス内での勝負になるものの、イタリアが日本の石をダブルテイクしたり、日本が相手の石をピールしたりでハウス内の石が減り、結果、ハウス前に両チームの石が残る展開になりました。イタリアスキップはラストロックでダブルロールインを狙いしましたが、ラインがややずれたか、単純なドローになり、日本は1失点で済みました。JPN 6 - 4 ITA
第6エンド、日本は後攻。このエンドは、結構危ない展開だったものの、相手スキップのラストのテイクが外れ、その後中島スキップが冷静にドローを決めて2得点。拾ったな、という感じのエンドでした。JPN 8 - 4 ITA
第7エンド、日本は先攻。このエンドをイタリアに1点だけとらせて最終エンド後攻で迎えれば、勝利が見えてきます。相手リードが調子を崩して2投ともスルーする中、確実に石を溜めた日本でしたが、双方ともミスが目立つ乱戦になってしまい、運を味方につけたイタリアがスキップの1投目で日本の No.1,No.2をダブルテイクし、No.1〜No.3を確保、日本は大ピンチとなりたまらずタイムアウトをコール。中島スキップはヒットロールで1失点に抑えるショットをトライしますが、これがピールになってしまいます。相手スキップがドローに成功すれば3失点でしたが、このショットはスルーしてしまい2失点で収まります。2点とられたものの、日本にとっては救われたエンドといえるでしょう。JPN 8 - 6 ITA